いざ退職しよう!と決めたはいいものの、「退職願・退職届ってどう書くんだっけ?」「そもそも何が違うの?」と困っていませんか?
わたし自身、退職を進めていくなかで退職願・退職届の違いや書き方などの詳細がわからず困った経験があります。
この記事では基本的な退職願・退職届の書き方と5つポイントを解説しています。
- 封筒は白無地 長形4号(郵便番号枠なし)、便箋はB5
- 退職願・退職届は手書きがオススメ
- 退職理由は「一身上の都合」でOK
- 看護師長へ手渡しで提出
- 退職願・退職届は退職1ヶ月前までに提出
退職願・退職届の違い
- 退職願
「退職させてほしいです」とお願いをするときに提出するもの。
退職交渉前に看護師長へ提出した後も、院長や理事長などが承諾するまでは撤回することが可能です。
- 退職届
「退職します」と宣言するときに提出するもの。
退職交渉が終わってから看護師長に提出し、基本的に撤回することはできません。
退職願を提出するのは自己都合で辞める場合のみです。
会社都合の場合は退職届のみの提出になります。
どちらもいきなり提出するのではなく、看護師長など上司に退職の相談をしてから提出するようにしましょう。
退職願・退職届を書くのに必要なもの
- 白い無地封筒(長形4号 90×205㎜)
- 便箋B5(182×257㎜)縦書き◎
- 黒ボールペンか万年筆
基本的に手渡しのため、封筒は郵便番号の枠が印刷されていないものにしましょう。
封筒や便箋は100円均一で購入可能です。
退職願・退職届の書き方
退職願・退職届ともに書き方の基本的な決まりはありません。
しかしながら、一般的に使われている例文で書いた方が、貰い手側がわかりやすいため合わせたほうが良いです。
また、パソコンで作成したものも使用できますが、手書きで書いたほうが印象が良くなるのでオススメです。
退職願の例文
退職届の例文
退職の理由は『一身上の都合』で大丈夫です。
渡すのは看護師長だけど、宛名は院長(または理事長)にしましょう。
封筒の書き方
封筒への入れ方
退職願・退職届は下から三つ折りにする
- 書類を正面に置く
- 長辺を三等分にし、下側を上に折る
- 上側を下に折る
退職願・退職届の右上が封筒裏から見たときに右上になるように入れる
退職願・退職届の提出は1ヶ月前まで
法律的には退職14日前までに書面などで意思表示をすれば退職可能です。
しかし、業務の引継ぎや手続きもあるため、退職1ヶ月前までには提出しましょう。
退職願・退職届は手渡しが基本
退職願・退職届は基本的には手渡しで提出しましょう。
病気などで職場まで行けない場合や休職中などの理由がある場合は、退職届を内容証明郵便で郵送し退職することは可能です。一度直属の上司へ連絡して相談しましょう。
退職願・退職届を郵送する場合、退職願・退職届と書いた封筒に直接宛先の住所を書かないよう気を付けましょう。
退職願・退職届の封をし、別の一周り大きめのサイズの封筒に入れて 郵送しましょう。
まとめ
退職願・退職届をいきなり渡すのはトラブルのもととなったり、印象が悪くなり退職までの期間 気まずくなることもあります。
どちらもいきなり提出するのではなく、一度 上司に退職の相談をしてから提出することが円満退職の秘訣です。また、スムーズに退職するためにも、スケジュールにゆとりをもって意思表示をしましょう。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。